20 ottobre 2009

一人旅 4日 Salerno〜Lecce サレルモ〜レッチェ

早朝バスの中から見る朝日。
そしてバスで1時間ちょっとでサレルノへ。

サレルノから電車で今度はPotenzaで乗り換え、そしてFoggiaへと向かう。
Oishiって、このお菓子、カッパエビセンに味も形もそっくり。
南のイタリアの中央辺りを電車で突っ切ったわけなんだけれど、明らかにトスカーナと違う。
景色に緑が少なくて、赤土?っていうのかな? 北よりも貧しい感じの印象。
そして、何にもないFoggiaへ。(住んでる方すみません)
日曜日ってこともあり、Barでさえ2軒しか空いてないし、その他のお店もレストランもどこも営業してない。
ここに、乗り換えの都合2時間以上も待たなくてはいけなくて、その間持って来ていた村上春樹の本もあっちゅう間に読み終えてしまう。


そしてLecceに着いたのはもう夕方6時頃。
地図なしに、駅から人に聞きながらホテルへ行く。

今回は40ユーロのホテルへ宿泊。
着くと、ホテルで働いている30代後半の男性に、部屋の説明のあと、地図を渡され、街の説明も受ける。
「ここが何とか教会。ここが何とか広場。そしてここが30分後に僕の友達達と飲みに行くBar」
「じゃ、ここであとでアペリティーボしよう!!」と言われ、それも楽しそうだと思い、行ってみた。


イタリアではご飯を食べる前に、こうやってみんなが集まるのをお酒を飲みながら待ち、メンバーがそろったら、レストランなどに食事をしに行きます。
ここでは1杯でもオーダーすると、カウンターに用意されている軽食を自由に食べられます。
そして、2杯ものワインを飲んで、その辺りにいる沢山の人とワイワイおしゃべりした後は、レッチェに住む15人程の仲間達を夕食を共にする。
南に住むイタリア人はとっても感じがよくて、会ってすぐ友達って感じ。
(北のミラノ、フィレンツェは、結構冷たい感じ。ローマはどちらかと言うと南よりかな?)


「寒い」というと、3つのジャケットがすぐに用意され、膝と前と肩に掛けられる。
「帰る」というと、俺がホテルまで送ると、3、4人が手をあげる。
誰がいい?と聞かれてもかなり答えづらい。

そんなことを言うのも当たり前。
だって外国人の女の子が一人で旅していて、ホテルが用意されていたら、誰だって送りたいでしょう。。 笑
そんなこんなで、とっても楽しい時間を過ごし、結局は同じ方向の人達を帰った。
翌朝、朝食を食べていたら、隣の部屋から女の人と、ホテルで働く人が出てきた。
もう、うける!! 
「あんたも泊まってたんかい!!」と心の中で叫ぶ。  
でも、本当、彼が誘ってくれたおかげでとっても楽しかった。感謝です!

教会の入り口に飾られた花。今日は結婚式があるんだ きっと。

なんでもないCafe?バール?なんだけど、ピンクの花が飾られててかわいい。
Lecceのドゥオモの中。


通ちかかったおじさんが、「チャオ!チャオ!」と一人で呼びかけていた。
そしたら今度は子供が同じように「チャオ!チャオ!」と。

近寄ると、この鳥もちゃんと「チャオ!!」って返事してたーーーーーー!
かわいい! 感動♥



Lecceは元々ギリシャ系都市だったそうで、紀元前3世紀頃に、ローマに制服され、劇場や街道が整備されたそう。
ここには、円形ローマ劇場(Anfiteatro Romano)があり、様々なイベントが今でも行われている。
「バロックのフィレンツェ」と呼ばれるレッチェは、絵画ならぬバロック建築の宝庫として、南イタリアで最もエレガントかつダイナミックな街として知られている。
アメリカ人の間ではレッチェはイタリア内の有名な観光地の一つとして知られ、この街では日本人はわりと少ないそう。

そして、とても驚いたのは、とってもみんなオシャレなこと。
女性も男性も、黒系の洋服が多く、男性はほとんどパリッとしたYシャツを着て、ばっちりキメている。
フィレンツェが田舎に思えた程。

是非オススメしたい町です!!!