31 ottobre 2009

Paris パリで買い付けのお仕事

今家からも近い、カッシーネ公園のベンチに座りながらブログを書いています。
もう木も地面も黄色に染まって、そろそろ栗ごはんや焼き芋とか食べたいこの頃です。

パリもすっかり秋。
肌寒さが心地よくて、本当に幸せな時間を過ごすことが出来ました。



そんな優雅な出だしですが、実はパリに着くまでが何より大変だった!!
今回、少しでも安く行きたかったので、ヨーロッパ間の小さな航空会社easyjetで行く事に。
フィレンツェ空港からではなく、電車で1時間くらいの、ピサ空港からパリorly空港へと向かった。

この日はたまたまフィレンツェでショーペロ(ストライキ)があって、午前11時から午後3時まではバスも電車も稼働しないという、日本では考えられないことが普通にあって、夜遅い10時頃発の飛行機を予約した。

ピサ空港まで行く電車のチケットを購入し、電車に乗り、ピサ空港駅に向かったんだけど、なかなか着かない。
乗る前に、これ、空港まで行きますよね?と二回も人に聞いて、確認したし、大丈夫。と安心していたのに、不安になる。
近くの人に聞いたら、とっくに過ぎたって。。なんと乗り換えをしなくてはいけなかったらしい。

あわてて降りたら、なんとかっていう知らない無人の駅で、回りにも人がいないし、真っ暗。
もうやばい!!って感じで、taxiを呼んだら、「フィレンツェしかいかないよ!じゃっ!」みたいな感じで切られてしまう。

外は大雨。
そして大声で「助けてー! あいうーとー!! aiuto-!!」と大声で叫びまくった。
そしたら少しして白髪のおばあちゃんが来て、「che ce'?」何があったの?!と来てくれた。

事情を話すと、歩いて15分くらいのところに広場があって、そこから、何とか駅に行くバスが1時間に一本でてるからそれに乗るしかないと。

うえーーーーーーーーーーん。
間に合わない!!

check inまであと30分。
そして、人生3度目のヒッチハイクをする。

もういちかばちか、自分の運の良さに今回も賭ける。
50台程の車が通り過ぎてく。
そして、1台停まってくれて、無事空港まで36歳、ここがどこなのか分からないけど、この辺りで馬を育てる仕事をしている人に助けてもらう。

車の中、電話が鳴り、女の人で「今どこ?」という質問に彼が、「今道にいた知らない日本人の女の子を空港に送っている」と説明。
そして、彼女が叱る。「危ないじゃない!そんなことして!」みたいな。。。。

その通りです。危険なのはこの私です。
すみません。って感じ。。。

でも本当に感謝感謝で、お金をお礼に払うと言ったんだけれど受け取らなかった。
なので、「せめてお名前を。」とメールアドレスと名前を聞いたので、お礼の挨拶を今日にでも送ろうと思っています。。


そして、空港でcheck in すると、「パリが今日ストライキで3時間遅れます。」って!!!
結局パリのホテルに着いたのが夜中3時半。

たった1時間半のフライトと思っていたら、結局はなんだかんだで、8、9時間もかかった。
本当に心も体も疲れたけど、結果オーライ。
問題なく着いたし、良かった。。。 



翌朝はバンブーの蚤の市へ。
色々と購入。蚤の市はやっぱり楽しい!
本屋さん。
こんなかわいい本屋さんフィレンツェにはないな。
ランチはモロッコ料理のレストランへ。
壁の色とかパープルとグリーンがオサレ。
すんごい美味しかった。
モロッコ行きたいーーーー。
そしてサンジェルマンにあるLe Bon Marcheへ。
このデパートは大きすぎないしセレクトもいいし、ディスプレイも素敵だし、大好き♥





↓日本でも売られているのかな?
キレイなボトルだけど、、、確か30ユーロくらいした気がする。水なのに!

夕食は後で紹介しますが、パリでvintage shopをやられているご夫妻に連れていって頂きました。
昨晩のハプニングが悪夢のように、優雅でエレガーントな雰囲気。 笑
なんか最初に食べたのは確かオマール海老のクレームブリュルレで、これは、何とかの何とかの部分で、なんとか焼きみたいなことを説明されたんだけど、もう忘れた!! 笑

全く、、、せっかくのフランス料理なのに。
でも美味しかった!
それではまだまだ続く。。。

23 ottobre 2009

一人旅 7日目 Roma〜Firenze ローマ〜フィレンツェ

旅の最終日は、ローマに住む東京で知り合ったイタリア人の家に泊まらせてもらった。

彼は大親友の友達のイギリス人の旦那(彼もバレエダンサー)の友達で、日本にケーバレエ団の公演で、よく東京にきていて、今回イタリアで初めて会った。

日本にいた時は英語とお互いかたことの日本語とイタリア語で話していたのに、今回は完璧にイタリア語で、すんごいびっくりしていた。
半年でそんなに話せるようになるんだって!! 嬉しい♥



そして夜はお母さんお手製のジェノベーゼのパスタに手作りのピザまで頂き、大満足。

庭はお父さんが手入れをしていて、沢山のフルーツや野菜がなっていた。

その中で感動したのはアーモンド。
アーモンドってこうなってたんだ!!

栗みたいに中を開けて食べてみたら、アーモンドだった!
(あたりまえだけど)




そして、ローマからはユーロスターではなく、intercityという安い運賃の電車で帰る。
ユーロスターではあんまり隣の人と話す人はいないんだけれど、南から北へ向かう安電車ということもあり、その個室みたいになっている6人で喋りまくる。
みんな知らない人同士なんだけど、6人中2人もナポリ人がいたせいか、話も盛り上がって楽しかった♥

また、南には行きたいな。


そして今晩から1週間、お仕事半分?遊び半分?でパリに行ってきます!
とっても楽しみ。


22 ottobre 2009

一人旅 6日 Bari〜Alberobello バーリ〜アルベルベッロ

プーリア州にあるバーリという街は、駅周辺の新市街と歴史的背景の色濃く残る旧市街に別れています。

港のまわりを走る汽車(車)。
カラフルでかわいい! 写真撮ってたら、運転手さんが近寄ってきて、撮ってやるから乗れと無理矢理乗せられた。  親切だなぁ。。
旧市街にある教会

お家の玄関に飾られたカトリックの何かなんだと思うけれど、こういうのが点々とあってかわいかった。
新市街の1本手前の旧市街の小道。
その上の写真の道のすぐ隣の新市街の道。
いきなり景色が変わる。



2、3年前、東京にいる時にテレビで特集されてたアルベロベッロ/Alberobelloという小さな町。
ずっと行きたかった夢の町。
その町にBariから出ているローカル線に乗り1時間くらいかな? 到着!

これが私の泊まるTRULLO!
そしてここまで案内してくれた気のいいイタリア人に今夜10時に散歩しないかと誘われるが、断ってしまう。
本当に、日本だったらお客さんにそうは声掛けないでしょう。。さすが南イタリア。



かわいいお土産の貯金箱。
鍋つかみ。ここでお土産を購入♥
トゥルッロの教会。 おとぎの国みた〜い!



これは、古代文化やキリスト教由来の表像
TURULLOの屋根に描かれている柄。




教会の上にある青く光るクロスがキレイ。
これは、唯一残る2階建てのtrullo.
その中。今は博物館になっている。
その時住んでいた人の生活が分かる。
そして、昨晩ご飯を食べられなかったので、その分奮発してレストランへ。
景色のキレイに見える場所で、一人子羊のステーキを頂く。
半分くらい骨だったけど、美味しかった☆
この食事のあと、昼間お土産を買ったお店&その周辺のお店の仲間達と夜飲みに行った。
日本なら、えっ!!って感じだけど、ここ、南はそれが普通に感じて、自分の感覚も変わっていく感じ。
本当に自然に、いいよ。じゃ電話番号交換しよう!何時にどこねって。
すんごく楽しかった!


朝食を食べ、またBARIに戻り、ユーロスターでローマへ戻る。


21 ottobre 2009

一人旅 5日 Brindisi〜Ostuni ブリンディジ〜オストゥーニオ

レッチェから、北に電車で30分くらい、今度は海沿いの町ブリンディジへ。
ここはギリシャへ渡る船が出ている港町。




ローマから続くアッピア街道の終点に建てられた塔。


屋根がかわいい教会。

そして、今度はまた電車に乗り、オストゥーニへ。
オストゥーニの町中は駅から車で20分かかる。
そして予約したホテルは駅から町とは逆方向の海の近くにある。
今回、海を見ながらゆっくり過ごそうと思ったから。

電車に乗る前にホテルの人に到着時刻を告げ、迎えの車をお願いした。
(バスもない田舎なので)

電車で20分くらいで着く距離を、旅の疲れか馬鹿なのか、1時間寝てしまう。
気がついたらBariの手前。 ガーン。
ホテルの人からまだ着かないのかと留守電。。すぐに電話して降り過ごしたことを連絡。

戻る電車もすぐ来る訳もなく、乗り換えも必要で、20分で着くところを2時間かけて戻る。。
ホテルはママと息子達だけで経営しているようで、ママが迎えに来ていた。

そして到着し、問題に気がつく。
なんと田舎にポツンとこのホテル1軒だけあるもんだから、レストランなんかもない。

聞いたら、通常は車を持っている人が来るホテルで、一人で車なしに来るような客はいないそう。
足がないし、息子達もホテルには既にいなく、ママが私を町中に送ってくれる訳もなく、食事なしの夜をすごした。

あるのは庭とプールと広い部屋。
私以外に泊まっているのは1カップルだけ。
(もちろん車でどこかに行っていていない)


こんな広い2人用の部屋。。。 余計悲しい! 笑
カバンの中に入っていた、2缶のビールをプールで泳いだ後に飲み干す。
(お酒の準備だけは完璧)
そんなこんなで空腹を紛らし、テレビを観ながら早々に就寝。。。
夏、家族や友達と車で来たら、ここは最高!海もすぐだし★
でも、徒歩では行けない距離、、、。
朝もプールでひと泳ぎ。
ママに今度は彼を車で来てね!と言われた。 

それにしてもいい天気!
そして朝食を沢山食べた。
ママがかわいそうだと思ったのか、町まで車で送ってくれた。

Ostuniは、白い街 ''la citta bianca''と呼ばれている。

壁を白く塗り直してる人を発見!
ぽんこつ車だけど、かわいい!
壁も床も洗濯物も心も?!ぜーんぶ真っ白!


中央広場
そしてそんなこんなで、昨日もう着く寸前だったBariの町へ再度向かう。