27 settembre 2009

Un film italiano

図書館や学校でイタリア映画は無料で借りれるので、最近観たいくつかの映画を紹介します。

まずは、''IO NON HO PAURA''「ぼくは怖くない」
何も知らずに適当に借りたこの映画に泣けた。
映像もキレイで、登場するミケーレ君、妹も、みんなかわいらしくて、純粋で。。
是非オススメしたい映画です。






次に、''Un americano a Roma'' 「ローマのアメリカ人」1954年の白黒映画。
これ笑える。
アメリカに憧れるイタリア男の話なんだけれど、イタリアでのアメリカ人の生活習慣のイメージとかが分かってなかなか面白かった!

ちなみに、みんなの知っている1451年、アメリカ大陸を発見したコロンブスは、本名コロンボといって、イタリア人です。
私はイタリア人だったということをこちらに来て、知りました。。







そして、イタリアではイタリアのチャップリンと呼ばれている監督であり主演もしているRoberto Benigniロベルトベニーニ
La Vita è bellaライフイズビューティフルは感動し過ぎて、いっきに3度も観ちゃいました。

そして、ベニーニの他の映画も観たくなり、Pinocchio ピノッキオ、Johnny Stecchino ジョニーの事情、Mostroなどなど、観たんですが、「Il piccolo diavolo 小さな悪魔」は、面白かった。
他は観ていて、あの独特の演技と早口に結構疲れてしまった。。


ベニーニの奥様、Nicoletta Braschiさんは、このライフイズビューティフルの写真にも写っている、女優さんです。
彼の映画には何度も出演していて、夫婦愛を感じます。
話方が日本の女優に例えるなら、大原麗子や、大竹しのぶといった感じで、男性がほろっときちゃうような雰囲気のある女優だなと思いました。

またいいのがあったら紹介します!

さよなら さよなら さよなら

Bella serata numero due

前回のブログは1ヶ月前の内容で、もうMちゃんは日本に帰ってしまったのに、昨晩また招待して頂き、ピッザを頂きにあがりました。

実は今回、このお家に行ったのは3度目で、2度目はちょっとしたアクシデントで、マンマから電話が来て、5時にお家においでと言うので、行ったらマンマが驚いており、聞いたら、電話する相手を間違えてしまったそう。

そして午後のお茶会をして、仲良くなった、、という訳でございます。
でも、そんなことがあって、仲良くなれて良かった!

お庭には、ピザを焼くかまどがあるんです。


かわいいネコちゃんが2匹います。
かまどの横では、ピザ生地を作って、色々のせて、それを今度、パパがかまどで焼きます。

出来上がり〜
この日集まったのは13名(6カップル+私)

Naomiは、どうして彼がいないの? と聞かれ、答える。
私-「たまたま今いないだけ」
それ以外に理由はないでしょう。 笑
ドルチェは、この写真のアイスケーキと、桃のデザート。

そして帰り道、一人歌いながら、ちゃりんこで帰りました。

さっ!! 今晩は家族が来る日だ!
私も家族みんなで楽しむぞーー。
もうプチ旅行会社みたいに、スケジュール、バス、電車の時刻、チケット等々、、手配しあとは待つのみでございます。
わくわく! :-D

Bella serata

昔から、友達の家族や、妹の高校の同級生などなど、、。
どこにでも顔を出す私ですが、今回は、学校で一緒だったかわいい京都出身の大学生のMちゃんのホームステイ先にチェーナ(夕食)を頂きにあがりました。。

パパは歯医者さんでお庭も素敵で、家族仲良しで、もう見てるだけで、癒される感じなんです。

ちゃんとantipasti, primo piatti, second piatti, contorni, dolciまで、用意されていて、
さすが、お料理上手のマンマは、完璧だな〜。と

大きなフライパン!
最初に大きなお皿に用意して、テーブルで一人一人のお皿に盛りつけていた。
これ、全部お庭で採れるの。


-ティラミス(Tiramisu)-
Tira(動詞tirare 引く、引っ張るの意味)
mi (私を)
su(上に)
ティラミスは、栄養(カロリー)が高いことから、''元気がでる''みたいな意味で、この名前がついたそうです。
エレガントなお部屋達、、

パパの書斎。
今まで結構疑問だったのが、例えばあの華道家の假屋崎省吾さんとか、美輪明宏さんとか、IKKOさんとか、美を追求する人達のインテリアをみると、共通してイタリアというより、フランス、ヴェルサイユ宮殿をモチーフにしたようなインテリアなのか。。。

イタリアに来るまでは、モダンなインテリア、北欧の雰囲気、例えばアルネ ヤコブセン、ハンス J ウェグナーとかが好きだったのに、この環境からなのか、こういうお家に住みたいなって思うようになってきました。


美輪明宏さんの本は何冊か読んできたけれど、やっと少しその意味の本質が分かってきたような気がします。 




ここで、美輪明宏さんの'愛の言葉'をお伝えします。



美のまとい方

すべてのものには波動があります。

美しいと感じるものはいい波動を、

嫌悪感を与えるものは悪い波動を出しています。

部屋に花を飾り、静かな音楽を流し、

美しいインテリアに囲まれて暮らしていれば、

その波動で人は勝手に美しくなります。

美しさを手に入れるのは実に簡単なことなのです。







インテリアだけじゃなく、美味しいものを食べて、沢山笑って。
高級レストランとか、高級食材とか、そういうことではなくて、畑で採れたての、例えばキュウリをかじったり、、そういうことだと思います。
そしてそれを家族なり友人、恋人と、笑って「美味しいねっ」って言い合えることが幸せ=いい波動を循環させるんだと思います。




なんて。


21 settembre 2009

Milano

コルソとは通りのこと。
このディエチコルソコモの前の通りはコモ通りと言うんです。
この入り口を入ると、緑がいっぱいで、お洋服達、レストラン、ホテル、CDショップ、本屋、ミュージアムがそれぞれのお部屋に別れて陳列されています。
本当に素敵過ぎる。

2年前に行った時と変わっていた。 キレイ
2階から見下ろした、敷地内にあるレストランカフェ。
屋内も素敵なんです。
屋上。



ここには、前回のブログに書いた、Castello Sforzesco正面。
結婚式が庭で行われていて、その前にリムジンが三台。
何事かと思ってしまいました。
小さな教会。
この通りはコルソコモの近くで、この前の通りは沢山のおしゃれなお店やCAFEが並んでいます。
モンテナポレオーネ通り Via Montenapoleone
ここ周辺は、ブランドの街です。 
このFIATの植木。いい広告だなと関心した。
歩きまわって探した郵便局。
上に「POSTE」って書いてあるけど、分かりづらい!でも好き。
これがイタリアのパトカーです。
Duomoの隣にあるビットーリオエマヌエーレ2世アーケード。
左にLOUIS VUITTON,右にマクドナルド。ヴィトンの正面にはPRADA。
なんとも残念なマクドナルドでございます。。
でも、McDonald'sが高級なものに見えますね。
Duomo!
そしてDuomoの下で、小さな音楽会。
さようなら。Milano。またね。

19 settembre 2009

That's Butterfly al Castello Sforzesco

オペラ「マダム・バタフライ」「ラ・ボエーム」「トゥーランドット」などで有名な作曲家ジャコモ・プッチーニの「マダム・バタフライ/蝶々婦人」のexhibitionが、ミラノのCastello Sforzescoで行われていたので、観に行ってきました。

プッチーニの直筆の楽譜や、写真、初公演で使われた衣装や、衣装デザイン、舞台装置などなど、様々な展示がされてました。
時代によって衣装はもちろん違うんだけれど、着物ニットみたいなのとか、イタリアン着物みたいな感じなものもあって、え?そうしちゃうの?みたいなものもあってイタリア人の感覚を知れてとっても楽しかった。

舞台となっているのは長崎。
私は長崎には行ったことがないので、絵を見て、とっても行きたくなりました。

長崎はカトリックの町。
きっとこの町では、いくつもの日本人と外国人の恋の花が咲いては散ったのでしょう。。。
なんて。
そんなことを想像させる、映像有りの展示でした。











ソプラノ歌手マリア・カラスMaria Callasの唄う、「Madame butterfly」






※プッチーニは、世界のいろいろな都市を舞台としたオペラを書きました。
例えば、''ラ・ボエーム''はパリ、''トスカ''はローマ、''トゥーランドット''は北京。
''蝶々夫人''は九州の長崎を舞台としたオペラ。
 
※このオペラの音楽を聴いていると、懐かしい雰囲気を感じます。
プッチーニがオペラの中に日本の旋律をところどころに取り込んでいるからです。
例えば、''さくらさくら''や''君が代''などの旋律が隠されているそうです。
 

Milano

イタリアで年2回開催されているバッグとシューズの国際見本市「MIPEL/ミペル」「 MICAM/ミカム」と、夜の飲み会の為に、ミラノへ。www



ミラノの駅。
冷静と情熱の間の最後のシーンを思い出しちゃう!
駅の中とは思えないでしょ?
会場はサローネと同じ場所でした。
中の商品の写真は撮影が禁止されていたので、ヴィンテージコーナーを紹介。
電話のBag。かわいいー。
アイディアは思いついても、本当に作っちゃうところとか、いいなー。欲しいなー。
私にとってはどんな新作のものより、Vintageのものの方が見てて楽しいし、参考になる。
新しいトレンドも重要だけど、それを真似してたら同じようなものしかできなくなる。
古いものに、トレンドを入れたら、すごくかっこいいものが出来ると思う。
靴が♥になってるの。
こんな広いホールが沢山あるから、1日では全部見れませんでした。
飲み会では日本からこの展示会などに出張に来ていたバイヤーさん、メーカーさん15名と1人1本ワインを開ける勢いで飲み、久しぶりに電車の中で暴睡。
目が覚めたらDuomoの前でした。。。  綺麗。

今回、楽しめたのは全てミラノに住むお友達の愛ちゃんのおかげ。
ありがとう♥ 感謝です。

いい出会いもあってとっても楽しかった!! 

14 settembre 2009

Toscana

トスカーナの田舎にあるVillaへ宿泊。
車の中から見える壮大な景色が、ピンク色にだんだん染まっていくのが綺麗だった。


都会のスピードがあり、何が本当なのかも分からない情報の多い場所から、ここに来て思うこと。
気づけば雑音は届かず、大切なものだけしか届かなくなっている。

ここに来てもう半年。
少しづつだけど、何か自分の中で変化が起きている気がする。
そして大切なものは届くのではなくて、それは何かを感じ、自分の中から生み出されるものなんだと思う。

私がイタリアに来て感じたことが、少しづつみんなにもうまく伝えられたらいいな。



Villaの前の景色

築500年の歴史のあるホテル。 
何度も何度も修復しては守られてきた建物。




ホテルの中のBARに、サンタマリアノベッラのリキュールが。
早朝の空気は美味しい!
帰り道。ぶどう畑へ
一粒食べたら、とっても甘かった。
どんなワインになるのかな?