5 luglio 2009

Piscina

暑くて、ジャラートが欠かせない毎日。
今日はプールにちゃりんこで行って来た。

フィレンツェにある、いくつかのプールの中の、Compo di Marteというところ。

ゆっくり音楽を聴いて、読めないイタリア語の新聞を辞書を片手に読んだり(5分で終了)、、
とにかく、何も考えないで、ただただ時間を過ごすっていうことって、すごく大切だと思う。

東京にいたころはなかなかこういうリラックスをする時間ってあんまりなかったけど、こういう時間をもっと作っていたら、仕事ももっと気持ちに余裕を持って出来たんだろうなーなんて思う。




低い方の台で手をあげているのは私。  ジャーンプ!





プールではこんな私でも沢山の人に声をかけられ、そして時に下から上までじろじろ見られたりします。
イタリアでは女性なら誰でもそうだと思うんだけど、時に面倒であったり、嫌な思いをしたり、時に嬉しかったりと、、、

今日は、そんな面白いいくつかのイタリア男のナンパのパターンを紹介。


●間違い電話で、「番号間違えてますよ。」というと、「あっそうですか。すみません」と普通にことが終わると思いきや、また電話がかかって来て、また「だから番号間違えてますよ。」というと、「それは分かったんだけれど、今度お茶(cafe')しませんか?」と。
このパターン。かなり多い。 そしてかなりしつこい。


●自転車に乗っていてる時。 向こうから自転車がきて、じゃまだろうから右に寄ると、彼も同じ方に寄り、止まると、そこから口説きの文句が始まるパターン。


●普通の洋服屋さんで、店員さんが、「お水どうぞ」と持って来て、その間、少し話すと、もう友達だから、全部半額でいいよ。と。
安!!(1度来て友達だから半額なら、儲かんないでしょ。。笑)  
そして案の定今日は何してるの? と始まり、断って終了。
と思いきや、1週間後、たまたま家の近くを歩いていたら、バイクに乗っていた彼に見つけられ、「チャオ!」とよってきた。
そして「どこに住んでるの?とか、色々と話しをされた最後に、「どこで会ったっけ?」と言われた。  笑笑笑


●アクセサリー屋に夜7時くらいに行った時の話。
たぶん70歳くらいのおじいさんが、その日は一人で店にいて、私が行ったら、日本人の子が3年ここで働いていて、、、なんて話をして、30分くらい色々話していたら、「ちょっとお店を見てて」と言われ、10分くらい取り残され、待っているとワインを1本買って来てしまった。。。
ここで、一緒に飲もうと言われ、ワインを目の前に我慢出来ず飲んでしまった。。。
もうおじいちゃんだからと油断していたら、手相をみたいと言われ、(その時点で変だなと少し思う)手を出すと、なんとその手が上がってきた!!
恐るべしイタリアの老人!! 
あとで、イタリア人の友達に言ったら、手相なんてイタリアにないよと言われた。


●歩いている時のパターン、車、もしくはバイク横付け、何か言ってるけど、完全に無視。
(こんなのアニメか映画でしかないと思ってた)
そしてしつこい時は逆方向に進路を変え、歩いていく。





プールからの帰り道、ここで、写真を撮ろうと止まった少しの時間の間に後ろから来たおじちゃんに声をかけられた。
右にも道があって、遠回りの左の道を進んで行って逃げたつもりが最終地点が繋がっていて、おじちゃんが待っていた。。。
疲れるっっ!!!!

まだまだ面白話は沢山あるから、また今度書きます!


とにかく、全体的にかなり軽い。
とりあえず声かけてみよーって感じ?!
断られるのも、相当慣れているはず。
はい、駄目なら次!って感じ。



日本に帰ったら、あんまりないだろうから、それなりに楽しもうかな。


※イタリアでは北の方のミラノやトリノではわりと日本人のように時間にもきっかりしっかりしているそう。
フィレンツェ→ローマ→ナポリと、、どんどん南に行けば行く程時間にも女にもルーズなんだって。
これは学校の先生が言ってたんだけど、世界中の殆どの人が想像するイタリアは、ナポリの方の南イタリアらしく、イタリア人がみんな歌って飲んで慣れ慣れしくて、、、という感じでは全然ないよ!と言っていた。
確かに、フィレンツェに住んでいて思うけど、想像していたイタリアより、わりとみんな日本人に近い感覚を持っていると思った。