firenzeの裏通りにある小さな看板もないジュエリーショップ。
私はそのジュエリーと、その家族達に恋をしました。
フィレンツェにはありとあらゆるお店があるけれど、ここは私にとっては、最高に愛のある場所。
この度、このジュエリー達を日本の皆さんに紹介したく、ネットショップをオープンします。
ジュエリーでも世界的に有名なフィレンツェの職人達の手で作られる商品は決して安くないし、たまにいびつなものっていうのかな?
手で一点一点愛情を込められて作られているんだなぁと感じる商品達に、どことなく愛着を感じてしまいます。
日本のアパレル業界で働いていた経験があるのですが、本当にフィレンツェの彼らを見ていて、効率が悪いなぁとか、もっとこうしたらいいのに。とか色々気がつくところはあるのですが、彼らのペースで、売れるということよりも、いつも、これ付けたらかわいいよね?とか、これあのお客さんは喜ぶよね。好きそうだよね。とか、そういう感覚で物作りを出来ているのは幸せなこと、原点だなぁなんて思います。
決してお金持ちではないし、贅沢のできる環境ではないのは現状ですが、家族、お客様、近所のお店や住んでいる人達、そこにはいつも笑顔があります。
お店はプライスもついてません。注意札もありません。日本ならB品とう範囲のものもたまにあります。
でも大きな問題に何故か繋がらないんです。それはたぶん、お客様と通じ合っているからなのかな?とも思います。
たまに、こんなのがあったらいいのにというお客様には、じゃ、作ってみるわ。なんて感じで自然な形でオーダーメイドもやっています。
なんだか不思議な感覚ですよね。
私は日本のお客様に販売するわけですから、その辺はしっかり対応しますが、商品を通じて、このお店を身近に感じて、お気に入りの一点をみつけてもらえたらと思っています。